ベッドでお風呂 〜お湯に浸かる幸せを・・・〜
訪問看護ステーションななほしでは、「ベッドの上で入浴企画」さんの 「ベッドのお風呂」 を使用した入浴支援を行っています。
実はこの商品、私が20年以上前、ホスピスで勤務していた頃から、ず〜っと夢見ていたものなのです。
「お湯に浸かりたいな〜」
ホスピスで出会ったTさん。
全身に骨転移があり、機械浴の振動でも骨折してしまうほどの状態でした。
シャワー浴さえ難しく、思うように身体を洗うこともできません。
そんなTさんが、ふと口にした言葉。
「お湯に浸かりたいな〜」
その願いを、なんとか叶えてあげたい。
当時、私たちは手術室で使用する防水ドレープでベッドを覆い、ベッド柵にシーツを掛け、一か八かでお湯を張りました。
看護師もヘルパーも先生も。
スタッフ全員で力を合わせ、そろり、そろりと身体を持ち上げながら、お湯がこぼれないように周囲を押さえて入浴を実現した事があります。
今思い返しても、あのときのTさんの笑顔と光景は忘れられません。
「お風呂に入りたい」という、ごく当たり前の願い。
でも、その当たり前が叶わない方がいる。
そして、どうにかしてその願いを叶えたいと願う医療・介護スタッフがいる。
あの頃の強い想いと経験は、今も私の心に残り続けていました。
「こんなお風呂、ないかな?」
訪問看護の現場でも、入浴に関する悩みに出会います。
訪問入浴を利用することが難しい方
デイサービスのお風呂を利用できない方
病状や身体の状態、ご家庭の事情など、さまざまな理由から、入浴を諦めざるを得ない方がいらっしゃいます。
本当はお湯に浸かりたい。
身体を温めたい。
気持ちよくなりたい。
そんな願いも
いつの間にか「仕方がない」「我慢するしかない」となってしまうことがあります。
ふと「こんなお風呂、ないかな〜」と検索したらあったんです💕
同じ想いで試行錯誤している商品が❣️
出会ったのが 「ベッドの上で入浴企画」 さんでした。
「これだ!これこれ!」
そう思った私は、すぐに
ベッドの上で入浴企画の夏目さんに問い合わせました。
「商品には、まだなっていないのでしょうか?」
「いつ販売されますか?」
それが、見ず知らずだった夏目さんとの出会いです。
商品化に向けて準備を進めていた夏目さんから、その後、連絡をいただきました。
「ぜひ、試してください」
やっとその時が来たんです😀
家族の想いから生まれたお風呂
「ベッドのお風呂」は、家族介護の中で 夏目さんの家族への想いからから生まれた介護用品です。
時間も人手もかかる入浴介助を、もっと身近なものにしたい。
そして何より、お湯に浸かって、温まってほしい。
そんな強い想いから生まれた商品なんです。
その想いは、20年以上前にTさんのお風呂を実現しようとした私たちの想いとも、どこか重なります。
入浴は、単に身体を清潔にするためだけのものではありません。
お湯に浸かってホッとする時間。
身体が温まり、緊張がほぐれる感覚。
「気持ちよかった」と笑顔になれるひととき。
それは、療養生活の中にある大切な楽しみのひとつだと思います。
ななほしが届けたい入浴支援
訪問看護ステーションななほしでは、さまざまな事情から、簡単にはお風呂に入ることができない方へ、「ベッドのお風呂」を活用した入浴支援を行っています。
病気があっても、身体を動かすことが難しくても、入浴を諦めてほしくない。
その方にとって安全で無理のない方法を考えながら、「お風呂に入りたい」という気持ちに寄り添っていきたいと思っています。
20年以上も前、ホスピス勤務で夢見ていたお風呂。
それが今、訪問看護の現場で形になり、必要としている方へ届けられるようになりました。
あのときのTさんの願いを、今も忘れずに。
「お湯に浸かりたい」その想いを、諦めない。
それが、ななほしの入浴支援に込めた想いです。
「ベッドのお風呂」に興味をお持ちの方、ご自宅での入浴にお困りの方は、
ぜひ 資料をご覧ください。
https://kaigonyuyoku-bed.jimdofree.com/
手から伝わる感動と笑顔。
在宅療養に不安がある方、まずはご相談ください。